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体験型ボトルキャップ分別回収インスタレーションを設置しました

 

 芸術学部芸術表現学科塚本洋守教授の「インスタレーション実習」を受講する3年生5人が企画・制作した、ペットボトルのキャップを分別回収する体験型インスタレーションを、1月24日(木)に16号館の自動販売機横に設置しました。

 日本庭園の竹のオブジェ「ししおどし」の原理を応用して制作した、高さ約180cm、幅約130cmの作品は、ボックスの上部から水の代わりに落としたキャップが、転がり落ちてシーソーに落下、キャップの重みでシーソーが揺れて回収箱にたまる仕組みで、楽しみながら環境美化に取り組んでもらおうと、昨年9月から企画を開始、試行錯誤を経てようやく完成しました。

 制作した魚住真優子さん(必由館高校)は、「元来、水の循環を体現する『ししおどし』を応用することで、モノの循環であるリサイクルにみんなで取り組もうという思いを込めて作りました。海の水が太陽の熱で蒸発し循環するさまをデザインしたので、学生のみなさんには義務感ではなく楽しんで分別してもらえたらうれしいです」と語りました。

 この作品は、創立60周年を記念して企画した、大学構内をさまざまな芸術作品で彩る事業「アートキャンパス計画」の一環として制作したものです。「アートキャンパス計画」では、これまでもクリスマスイルミネーション、プロジェクションマッピングなどでキャンパスを演出していますが、今後も2020年の創立60周年に向けて、多彩な作品を制作・展示し、「人々が“集い、親しむ”アートキャンパス」の実現をめざします。

 ※オブジェなどを置いた空間全体を作品として体感する芸術表現