キャンパス中央の2号館前広場に、２つの大きな水たまりが出現しました。割れたコンクリートに溜まった水に桜の花びらが漂うこの水たまりは、造形短期大学部の学生14人によるトリックアート作品です。
この作品は、創立60周年を記念して実施中の「アートキャンパス計画」の一環で企画・制作したものです。大学構内をさまざまな芸術作品で彩るこの計画に造形短期大学部の学生たちは、目の錯覚を利用して異次元の感覚を与えるトリックアートに挑戦しました。
水たまりのほか、15号館には壁を破って飛び出してくる虎やライオン、羽ばたくメジロ、泳ぎ出すクジラの３つのトリックアートが、校内を行き交う学生を驚かせています。
プロジェクトに参加した１年の上野 葵さん（都城西高校）は、「動物の毛の繊細さを大きな壁画でどう表現するかに苦心しました。体験型の作品なので、写真を撮ったり遊んだりして自由に楽しんでください」と話しました。
この作品は５月中旬まで公開しています。ぜひご覧ください。
